
こんにちは!
今回はスマホゲームアプリ『戦国ブシドー〜大野望の巻〜』をご紹介したいと思います!
戦国ブシドー〜大野望の巻〜の概要
『戦国ブシドー〜大野望の巻〜』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読んでみてください。
戦国ブシドー〜大野望の巻〜はどんなゲーム?
『戦国ブシドー〜大野望の巻〜(センブシ)』は、Kaiser (Overseas) Ltd.が2024年5月15日にiOS/Androidにて配信したシミュレーション。価格は基本無料。戦国時代を舞台にした戦略シミュレーションゲームです。
武将の配置で兵力の高い相手でも有利に戦える戦略性や、全体的に丁寧な作りのチュートリアルなど、遊びやすく戦略ゲームの醍醐味を感じられるタイトルとなっています。
戦国ブシドー〜大野望の巻〜の特徴
- やたら設定を盛り込んだ導入部。戦国乱世で城取りに興じろ!
- 武将の陣形配置が勝敗を決める!
- 面倒な設備配置要素はオミット。戦略に集中できるスタイル!
戦国ブシドー〜大野望の巻〜の評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (4.0) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
Apple Store(4.5) | Google Play(4.2) |
戦国ブシドー〜大野望の巻〜の良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
盛り込まれた設定と没入できる導入! 武将の陣形配置が奥深い 戦略に集中できるゲーム性 | ゲームの新鮮さは薄い |
戦国ブシドー〜大野望の巻〜のゲーム内容をレビュー!
ここでは『戦国ブシドー〜大野望の巻〜』がどんなゲームなのか魅力別にレビューしていきます。
やたら設定を盛り込んだ導入部。戦国乱世で城取りに興じろ!

『戦国ブシドー〜大野望の巻〜』は、安土桃山の戦国時代を舞台とした、歴史戦略シミュレーションです。スマートフォン向けのゲームとしては、特筆するほど珍しい要素はないかもしれません。
それでも手堅い作りでプレイヤーたちを戦乱の時代に誘う土台は明瞭に思えました。ゲームを始めてすぐにチュートリアルへ突入するでもなく、それなりに順を追ってプレイヤー武将のバックボーンが描写されたからです。

両親と離れた幼い主人公は、1人の戦国大名・松平広忠に引き取られ、やがて宮本武蔵の元に預けられることになります。
なんと後に天下人としても名高い、かの徳川家康の父に拾われ、二天一流の剣豪・宮本武蔵に育てられるという恵まれすぎた環境です。流石に設定を盛りすぎではないのかと思いますが、武将好きなら夢のような話でしょう。

やがて成長した主人公は武蔵と松平の計らいもあって、戦乱の時代を切り開く1人の大名に名乗りを挙げます。移り変わりの激しい激動の戦国時代に城を構え、民を守る大名として生きる覚悟を決めるのです。
ゲームの始まりを物語導入部分にしっかりと差し込み、遊ぶプレイヤーにもサーバー内の大名であることを自覚をさせているようです。

松平の手ほどきを受けながら、確実に大名の志と本懐を学び取っていく主人公。
物語と言えるストーリーモードではなく、以降はチュートリアルの様相を確実に帯びていくが、キャラクターボイスを交えることで、あたかもシナリオ的に城取りの極意が学べます。ここまで丁寧に作られている印象で、自然とゲームに没入できました。
武将の陣形配置が勝敗を決める!

一般的な戦略シミュレーションは、テンプレートに沿った国づくり要素と、部隊戦力の総合値だけで勝敗を決める領土合戦の2つで構成されたものが多いと思います。
しかし本作は武将個々の育成度合いに加えて、戦闘開始前の陣形配置が非常に重要となっており、ここには僅かながらも差別化を図ろうとする意図が見えました。

武将配置が戦闘の主軸に置かれたゲームは、実際そこまで珍しくないのが正直なところ。しかし、本作ではチュートリアルの段階で、かなり詳細に陣形配置の重要さを論理立てて説明しています。
例えば、騎兵を迂回させて後方の敵弓兵部隊に奇襲をかける…など、戦国時代の合戦では創作においても見られる戦術が紹介され、腑に落ちるもっともらしい解説があるのです。

バトルによっては3Dグラフィックで、部隊の陣形がどのような動きをしているか視覚的に楽しめる。事前のチュートリアルで戦術について解説されたプレイヤーは、このバトルを経て理解を深め、さらに納得させられるワケです。
兵種には3すくみの相性が備わり、プレイヤーはそれを前提に陣形を組まねばなりません。弓兵は槍兵に強く、槍兵は騎兵に強い。そして騎兵は弓兵に強いという構造となっています。

陣形配置は9マスの中に所有する武将を入れていくシンプルなシステム。敵の陣形と相性が悪い場合は、武将を配置する際に赤く表示されます。また、コストも絡むので、武将のコストを考える必要性も出てくるでしょう。
すくみの相性と武将の所有するスキルから戦術を練り出し、兵力数で勝る相手を打ち下すのは、戦略ゲーム的で楽しさを感じ得る魅力です。
面倒な設備配置要素はオミット。戦略に集中できるスタイル!

戦略シミュレーションの構造としてスタンダードな形と言えば、四方に囲まれたグリッド状のフリーエリアに自分で建設した設備を配置するか、決まった場所に設備が置かれただけといったものがほとんど。
本作は少し特殊で、そのどちらにもあたらないスタイルです。中央にプレイヤーの城があり、その周りには基本何もない。空白のマスに攻撃を仕掛けて領土の数を増やしていきます。

では、よく見られる設備についてはどうなっているのか。その答えはあまりにもシンプルで、自領中央の城に全機能を内蔵しています。
自分の城は、まさしく戦略シミュレーションで見られる多彩な設備の集合体となっているのです。そのため、自分で配置を変えるような要素はありません。

その代わりではないが、占領したマスに対してプレイヤーが行える選択肢の数は多い。「偵察」「掃討」「駐屯」「建設」「練兵」「農作」「行軍」と、かなり多彩だ。
それぞれのコマンドについては、ゲームを進めていく上でしっかり説明されるが、本項の紹介にあたって気になるのは建設でしょう。こちらのコマンドでは、プレイヤーが活動を広げる足がかりを築く施設が建設できます。

あくまでも戦国時代を生きる大名の1人として、プレイヤーは天下分け目の戦いに参加するというスタンスは崩しません。
そこに至るまでの過程には極力不要な要素や、戦略性に絡まないお楽しみ要素を引き算的に減らす必要があったのでしょう。プレイヤーとしては当該要素が余計に感じる人もいるので、プレイする判断材料にはなります。
戦国ブシドー〜大野望の巻〜の序盤攻略

チュートリアルは章仕立てになっているので、迷うことありません。チャプターを進めながら、1つひとつのミッションを確実にこなして、ゲームシステムを学んでいきましょう。ガチャは引けるようになるまでが長いためリセマラ非推奨です。
戦国ブシドー〜大野望の巻〜のレビュー、感想まとめ(総評)

戦略シミュレーションの中では比較的とっつきやすい印象を受けました。武将は喋り、アニメーションで動くので、見栄えもします。また、グラフィックも鮮明なのでそこまで見劣りすることがないのも事実です。戦略シミュレーションを初めて遊ぶ一作目にしても問題はないと思えました。
戦国ブシドー〜大野望の巻〜の特徴
- やたら設定を盛り込んだ導入部。戦国乱世で城取りに興じろ!
- 武将の陣形配置が勝敗を決める!
- 面倒な設備配置要素はオミット。戦略に集中できるスタイル!
